01 何が起きたか

QTS Data CentersはTexasの新しい開発基準に従うと表明した。開発事業者は想定水源、予測使用量、再利用手順、節水型冷却技術を示し、電力系統接続前にERCOTの監査を完了する必要がある。

02 主なポイント

  • 01 水計画がデータセンター開発の承認条件になりつつある。
  • 02 再生水利用の可否は冷却水の化学条件に大きく左右される。
  • 03 水道事業者との早期協議でピーク需要、前処理、ブローダウン制約を把握できる。

03 なぜ重要か

Texasでは、データセンターの水利用が任意のESG開示ではなく、インフラ審査項目になりつつある。

重要なのは年間使用量だけではない。ハイパースケール施設は猛暑日に大きなピーク補給水需要を生み、市の給水余力が最も小さい時期と重なる可能性がある。そのため、最大補給流量、冷却方式、ブローダウン量、必要水質、非常用水源を設備容量確保前に明確にする必要がある。

04 ATLASのエンジニアリング視点

再生水利用も処理設計を伴う。導電率、硬度、アルカリ度、シリカ、塩化物、COD、アンモニア、微生物は濃縮倍率とスケール、腐食、バイオファウリングを左右する。原水によっては、ろ過、UF、軟化、RO、サイドストリームろ過、消毒が必要になる。評価すべきは単なる水源選択ではなく、供給信頼性、処理負荷、排水、TCOの組合せである。

05 出典