01 何が起きたか

EUのPackaging and Packaging Waste Regulation、規則(EU) 2025/40は2026年8月12日から原則適用される。食品接触包装については、対象PFAS単体25 ppb、対象PFAS合計250 ppb、ポリマーPFASを含むPFAS 50 ppmの基準が適用され、詳細な分析条件は規則本文に定められている。

02 主なポイント

  • 01 PFAS限度値は2026年8月12日から適用される。
  • 02 主要閾値は25 ppb、250 ppb、50 ppm。
  • 03 水処理の観点では将来のPFAS負荷を減らす発生源対策だが、既存汚染は残る。

03 なぜ重要か

水処理分野で重要なのは、上流でのPFAS質量負荷削減である。

下水処理場や飲料水事業者がPFASを製造しているわけではないが、下水、河川、地下水、バイオソリッドに流入した後の処理・廃棄負担は水道事業側に移る。食品接触包装のような大量流通製品でPFASを制限すれば、GAC、強塩基性陰イオン交換樹脂、高圧膜で捕捉する前に将来負荷の一部を削減できる。

04 ATLASのエンジニアリング視点

ただし下流処理が不要になるわけではない。過去の汚染、規制外の産業用途、すでに流域に存在するPFASは残る。発生源管理はTCOを変えるが、即時のOPEX低下を保証するものではない。

05 出典